2001年12月14日

ワイン会でお出ししたワインです。
ゴッセ・グラン・ミレジム'89 ブリュット

ピュリニー・モンラッシェ 1er "レ・コンベット"'88 エティエンヌ・ソーゼ

レ・フィエフ・ド・ラグランジュ'95

シャトー・ピションロングヴィル・コンテス・ド・ラランド'85

ゴッセは今とても柔らかくなって飲み頃です。色合いは黄色が強くなって,香り・あじわいともに時間の経過とともにふくらみが増してきます。口から咽喉もとを撫でながら胃に流れ込む感じがなんともいえず快感です。しみじみとおいしいシャンパーニュでした。

ピュリニーモンラッシェを代表する生産者ソーゼの1級です。まだまだ若々しさを十分に持っています。抜栓直後はアルコールの強さから来るコクが前面に出ていましたが,時間の経過とともにコクと果実味が一体化してきました。シャルドネの真価をまざまざと知らされました。

'95のラグランジュのセカンドはまだまだ若すぎるという印象です。ドライでコクのあるボディは凄いのですが,香りが閉じこもってあまり上がってきません。デキャンタージュをしてゆっくり飲んでもグラスの中に香りが閉じこもっています。今は眠りの時間なのでしょうか?このワインがほぐれ出したらさぞ美味しいと思われるのですが…。翌日に残ったワインを飲んでもまだあまりほどけていませんでした。

'85のラランドは10年以上前に私がカリフォルニアのワイナリーツアーに行った時に購入したものです。今回この旅行の時に購入したもので開けた最初のワインです。う〜ん,最高に美味しいでしたね。自分のセラーで熟成させたものがこんなに美味しいと本当にうれしいですね。香りにまず最初に魅了されました。いつまでもこの香りに浸っていたい。味わいもどのように表現したらいいか分かりません。自分の思い入れが過分に入っているのでしょうがないのですが,今年一番のワインでした。こういうワインを飲むと食べ物は何も要らないな・・と思ってしまうのは私だけでしょうか?



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