榎本合歓・恭子作陶展
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会期:2001年10月19日(金)〜24日(水)
会場:神楽坂パルスギャラリー
東京都新宿区神楽坂2-21
TEL 03-3260-1349
AM11:00〜PM7:00
(最終日PM5:00まで) |
榎本さんは、東京出身。大学卒業後、愛知県瀬戸市の窯業訓練校で学んだ。約15年前、磯部町三ヶ所に倒炎式まき窯を自ら築き、作陶活動を続けている。
志摩地方に移り住んだのは、窯の燃料となる黒松が豊富なため。倒炎式まき窯は、左右二つのたき口から上る炎が天井で一緒になり下方へ下り、やく1300度の高温で作品を焼き締めることができるという。作品が炎に触れ、灰が溶けて自然の上薬になり、独特の味わいを出しているのが特徴。花入れ、湯飲み、黒と白の土を練り込み、志摩の海と空をイメージしたつぼなどが並ぶ。榎本さんは「潤いや安らぎを与える作品を作りたい」と話している。(中日新聞より)
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榎本合歓(えのもとがっかん) 略歴
1945年(S.20) 東京に生る
1975年(S.50) 旅先の栃木県益子にて電撃的に陶芸と出会う
1979年(S.54) 会社を退職
1980年(S.55) 愛知県瀬戸窯業訓練校
瀬戸市在住の老齢の窯師に会う
1981年(S.56) 三重県志摩郡磯部町三ヵ所に移住、林を開墾、
作業場、窯を自力で建設
1983年(S.58) 陶房まきぶり開設、初窯
1884年(S.59) 初個展
1985年〜 東京、志摩、津、鎌倉にて個展開催
1986年〜 志摩郡大王町、浜島町陶芸教室講師
1997年(H.9) 浜島町南張にアトリエ、窯、移築開始
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陶器ではありますが,焼成温度が高いため叩くと甲高い音が響きます。ご自身がマクロビオティックの生活をなさっているせいか,釉薬にこだわり化学的なものは一切使いません。釉薬に使う稲穂なども無農薬で育てられた稲の穂でなければ綺麗な色が出ないとおっしゃっています。
温もりと自然の厳しさを兼ね備えた器を作っていらっしゃいます。ふだん使いにどんどん使いたいです。飾らない人柄に私は惹かれています。 |