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| “オルチョ”はオリーブ油を入れる壺，"サンニータ"はこの地域に昔住んでいた部族の名前で，「サンニータ族のオリーブの壺」という意味です。 オルチョサンニータは，イタリア南部カンパーニャ州ベネベント郊外の丘陵地帯で，代々オリーブ農家を営む「ジョバンナサン一家」によって作られます。 無農薬・無化学肥料で栽培されたオリーブの実を，適期に手摘みで収穫後，熱を一切加えない冷圧搾法で搾ります。フィルターを使わず3ヶ月かけて自然分離し，ようやく製品となります。 -------------------------------------------------------------------------- オリーブオイルは毎年一回だけの収穫となります。生産者はそれぞれのやり方で絞り瓶詰めして製品になります。 オルチョはしぼった後、フィルターにかけないので中に含まれる果肉を取り除く為に自然沈殿させます。その為に要する時間はなんと３ヶ月。（まったくワインとそっくりですね！） -------------------------------------------------------------------------- オリーブオイルは生のフレッシュジュース。 搾り立て出来たてはフルーティさがそれはそれは素晴らしいのです。かといって、今あるものが古くて、食べれないの〜っとは思わないで下さい。 一年を通してオリーブオイルは食べるものですが，オリーブオイルは色々な風味と味が複雑に絡まっているものです。 オルチョはアーティチョークとアーモンド、ナッツの香りが特徴なんですが，熟成が若いうちはアーティチョークの花の香り（菜の花のような香りです）がとっても強く春らしい香りです。 それがだんだん、時間が経つと共に薄れてアーモンドのようなナッツ香が際立ってきます。オイルも少しずつ甘くマイルドになります。(この説明を読んでいるとまるでワインの熟成のようですね) 自然の恵みに感謝です！ |
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