どうして,当店にこの方の個展の案内が来たのか分かりませんでした。最終日に御邪魔して,初対面ではありますがその事を御話ししました。なんと、たまたまワイン雑誌に掲載された当店の住所を御覧になって案内を下さったそうです。それも自筆で!人間,何が縁になるか分からないものですね。
写真は女性的な感性で,カリフォルニアのワイナリーや畑の四季を追いかけたものでした。私も8年ほど前にカリフォルニアのワイナリーを訪ねたことがありますが,訪れたのが9月でしたのでその時期の事しかわかりません。それ以外の季節の景観を見れてとても楽しかったでした。人間よりも葡萄と畑がメインテーマになっています。今までこういうテーマでワインを取り上げた方はほとんどいないのではないでしょうか?写真からはとてもゆっくりと流れる時間が感じられ,普段ワインをビジネスとして考えている自分とはまったく違うものでした。葡萄と畑に対する温かい目が写真を通して感じられます。とてもいい時間を過ごすことが出来ました。写真集として出版されればな〜とも思います。これからも,応援していきたいと思います。
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