大分県では唯一むろ蓋を使って麹を手造りしている蔵元です。日本古来の蒸留方法から生まれ,伝統ある手造りでじっくりと醸されています。
地元の契約栽培農家である後藤幸七さんが無農薬栽培を行なっている二条大麦ニシノチカラを使い,木桶のこしきを使って蒸し(桶が水分を含み,むら無く焚きあがります)、むろ蓋を使って麹を手造りします。蒸留は常圧蒸留器を使って一回のみ。蒸留歴35年を誇る社長自らが杜氏をを務めモロミを時間をかけて蒸留します。
出来た原酒は原料の持つ旨みを十分生かす為に,イオン交換や活性炭濾過は一切行ないません(一般的に出回っている麦焼酎はほとんどのものがイオン交換や活性炭濾過を行なって本格焼酎でありながら無味無臭に近い没個性のものがほとんどです)。これをさらに3年間も熟成させるのですから美味しくないのが不思議なくらいです。
香ばしい香りとコクがあってまろやかな旨みは何にも変えられません。
とても美味しいのですが量が少ないのが玉に傷です。麦焼酎の好きな方にはもちろん,これから焼酎を飲んでみたいという方にも是非飲んでいただきたい逸品です。
一番最初こそ本当に美味しいものを飲んで本物の美味しさを知っていただきたいものです。
ご贈答用にも最適です!
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