「大七」が梅酒を造るとどうなるのか?
昨年暮れに問屋から「大七 生もと梅酒」の案内を受けました。
大七でも、日本酒ではなくて、焼酎で梅酒を造るんだろうなと考えていたので、「生もと純米」で梅酒を仕込むとはうれしい誤算です。
説明書きを読んでみると、「生もと純米原酒」を惜しみなく使っていると書いてある。
よ〜くぞ、やってくれました!!
やっぱり、芳醇なお酒で梅酒を仕込んだほうが、絶対おいしいんです!
自家製梅酒作り14年!(ごめんなさい、高々この程度の経験で・・・) 今まで作った梅酒の種類は数知れず・・・。の私は自信を持って言えます。
梅は本場紀州の「南高梅」を使用。
そうでしょう〜、やっぱり「南高梅」を使わなくちゃね!
糖類 これはいったい何を使っているんだろうか?
特にこれといって説明はない。
まあ、いいか・・・。
個人的には、本当は糖分にもこだわって欲しいんだけど・・・、これは許してあげましょう!
仕込みは2005年となっているので、熟成は短いです。
南高梅はだいたい6月の収穫なので、すぐに仕込むので熟成期間はだいたい半年くらい。
短いな〜、俺だったら最低一年はしまっておくんだけどな〜。(余計なおせっかい・・・)
さて、飲んでみよう〜〜!
グラスに注ぐと
「おお、色は薄いな〜〜!
そうか、熟成は半年だもんな〜。
色も出ていないのに、美味いのかな〜。
グビっと飲む。
--------------------
--------------------
--------------------
「おお、美味いじゃないか〜〜〜!!!」
ほんのりと爽やかな梅の香り、ややまったり・とろりとした口当たり、程よい甘味。
---------------------
---------------------
熟成期間はそういうことだったんだ〜。
熟成が長くなると、梅からの酸味と渋みが出てくる。
それを調和させるために、またまた長い熟成期間が必要になってくる。
早く飲めるようにするには、早めに梅を引き上げれば、お酒とのバランスも取れるわけです。
梅だけの味わいが出すぎることなく
酒の味わいもしたたかに、自己主張しています。
何年かしたら、この梅酒の熟成物も出てくるかもしれませんね。
|